毎年いろいろな調査会社によって、女性の仕事人気ランキングが発表されます。大手の旅行代理店や広告代理店、総合商社、銀行、証券会社などが毎度おなじみの顔ぶれとして登場します。、彼女たちはランキングされた会社のどこに魅力を感じて投票したのでしょうか。おそらくブランド力、給与の高さ、休日の多さ、福利厚生などが主たる理由だと思われます。
面接試験でやる気をおおいにアピールしても、さまざまなセクションを有する大企業でも入社後どのような配属になるか分かりません。本人にとって不本意な配置になってこんなはずではなかったと落胆することがあるかもしれません。
旅行代理店の人気の高さの背景には、旅行が好きなので海外旅行のツアーガイドや企画に携われるという希望を持った人が多いというのがあるでしょう。しかし、国内の温泉ツアー担当にまわされるかも知れません。または経理部のような間接部門になる可能性もあります。
銀行で為替のディーリングをやりたいという希望を抱いて入社してくる新入社員に対しても同様のことが言えます。そしてブランド企業に在籍していることを誇りとして日常業務を例え不本意でもこなしているのかも知れません。
しかしそこで安易に転職をしてしまってはなかなか本当に希望する仕事に就くことは難しいのではないでしょうか。例え不本意なポジションに配属されたとしても、そこでの業務を一生懸命こなし努力と実力が認められれば、異動の希望が通って憧れの部署に行けるかもしれません。また、配属された部署で残業も快く引き受けるなどしてお金を貯めて、キャリアアップのための資金にするというのも良いでしょう。不本意なポジションに配属されても逃げ出さず、自分のためになるアクションは何か見極めて行動してこそ、かっこいい女性と言えるのではないでしょうか。